山口体験美術館に行ってきた感想

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山口体験美術館について

山口体験美術館という新しいアートスポットがあるので出かけてみましょう。と、当ブログ企画担当のNobuから提案がありました。JR蒲田駅から20分近く歩いたところにあるのだとの事、美術館としてあまりアクセスの良い場所ではありませんが、お散歩大好きなワタシたちですから一月というのにポカポカ陽気に誘われるように出かける事にしました。行く道々に美術館の成り立ちをNobuが教えてくれました。実はワタシ達が、かつて訪れて楽しい衝撃を受けたことのある「熱海山口美術館」の姉妹美術館なのだそう。それを聞いて今度はどんな出会いが待っているのか、と俄然ワクワクしてきました。

熱海山口美術館は、2020年12月に開館しました。
1、2階併せて計13の部屋で構成されており、それぞれにテーマが設けられています。西洋画から日本画、絵画だけでなく陶器や彫刻など幅広い作品を、部屋毎に分けられているのが特徴です。

コンセプト:体験と学びの美術館

一般財団法人 山口文化財団は、
芸術文化の振興と、アーティスト支援を目的とした財団です。

創設者である山口伸廣は、貧しい家庭環境で育ちましたが、美術との出会いが支えとなり創作活動に励みます。しかし、その後芸術家としての道を断念。実業家として生きますが、芸術への想いを絶やすことはありませんでした。

2007年、「自分は芸術家としての才能は無いけれども、芸術家を支えることはできる。」として、湯河原町に人間国宝美術館を創設しました。陶芸・人形・漆芸・金工・染織作品などを中心とした美術館で、特に人間国宝の茶器で抹茶を飲むことができるという、他に類を見ないサービスが話題となりました。 

🔻出典:熱海山口美術館

美術館について
熱海山口美術館は、2020年12月に開館しました。1、2階併せて計10の部屋で構成されており、それぞれにテーマが設けられています。西洋画から日本画、絵画だけでなく陶器や彫刻など幅広い作品を、部屋毎に分けられているのが特徴です。
まりり&bubuキャラ

JR蒲田駅から山口体験美術館への散歩道

蒲田駅から商店街をぬけ呑川沿いからの横道をいくつか曲がると到着する場所に「山口体験美術館」はあります。大雑把な道中紹介文なのは、目印が少なくGooglの道案内が無ければ土地勘のない人は到着が難しい、つまり分かりにくい場所にあると感じたからです。幸い私の横には頼れる「当記事の企画者、Nobu」が道案内をしてくれているのであちこちキョロキョロと見回すことができました。道中あまり目立つ建物はなかったのですが何回か「芹沢銈介」についての石碑を目にし帰宅後調べてみると下記のような事がわかりました。何と民芸運動の中心人物とあり、「現在当ブログで取り上げているテーマ「日本美術」についてに繋がる!」と嬉しくなります。

芹沢銈介(せりざわ けいすけ)は、明治28年(1895)生まれの日本の染色工芸家(人間国宝)で、型絵染の創始者として知られ、民芸運動の中心人物でもあります。沖縄の紅型(びんがた)に触発され、型染めの技術を基に、植物や文字などをモチーフにした大胆で色彩豊かな作品を次々と生み出し、着物、暖簾、屏風など多岐にわたる分野で活躍しました。 

芹沢銈介と蒲田のつながり|芹沢銈介は静岡生まれですが、東京の蒲田に工房と住居を構え、多くの創作活動を行いました。

山口体験美術館へのアクセス

山口体験美術館地図
山口体験美術館地図
  • 住所〒143-0024東京都大田区中央八丁目28-12
  • 電話番号03-6410-2415
  • アクセス〈 徒歩 〉JR:蒲田駅から徒歩18分 京急:大森町駅から徒歩18分
    〈 バス〉東急バス 池上営業所から徒歩9分

山口体験美術館に到着、施設利用説明を受けます

到着すると特徴的な外観に驚かされます。下のパンフレットのようなイルカのオブジェが壁面で泳いでいるのは以前、熱海山口美術館に行った時と同様です。熱海はコンパクトなビル一棟を使った美術館で今回は保育園の使用していない一棟を美術館にした印象です。

🔻山口美術館HPはこちら

山口体験美術館 | 大田区蒲田
2025年10月に大田区蒲田に新設された美術館。人間国宝作家制作の人形コレクションは国内随一。人間国宝作家の茶器を使用した抹茶体験や、オリジナル小皿を製作できる絵付け体験など、体験活動が入館料に含まれる。
山口体験美術館パンフレット
山口体験美術館パンフレット

料金案内があり(大田区民は割引です)、ひと回りした後は1F受付に戻り「体験」するスタイルは熱海同様です。※絵付けと抹茶は料金内、陶芸体験は別途必要です。

作品ギャラリー

早速鑑賞を楽しむことにします。展示スペースは一階〜屋上まで全部で10展示[人間国宝展]+屋上1ありました。これでもか!という圧倒的な作品量は、以前行った「熱海山口美術館」に通じるものがあり「やっぱり」と納得してしまいます。ラッキーなことに事に開館したばかりだった為、私たちの他誰もいません。通常はコソコソ話か、黙々と鑑賞する必要がありますがこの時は鑑賞しながら会話ができました。

[展示室1]いきるよろこびー/ピカソのセラミック
[展示室1]【人間国宝展】きらきら
[展示室2]【人間国宝展】ざらざら
[展示室3]アートオリンピアと現代アート
[展示室4]【人間国宝展】つやつや
[展示室5]【人間国宝展】しっとり
[展示室6]【人間国宝展】でこぼこ
[展示室7]【人間国宝展】さらさら
[展示室8]麗しきかたちー人間国宝の人形×美人画ー
[展示室9]子どもの人形 ー宿る生命ー
[展示室10]人形の冒険 ー伝統からの跳躍ー

屋上展示について|無造作な配置は、何か考えあっての展示方法なのかもしれませんが、ホームページのコンセプトページを見ても特筆されていないし、流石にどう考えたら良いのか悩むスペースでした。

[屋上展示]

絵付け体験と人間国宝作家の抹茶茶碗でお抹茶をいただく体験

さて、ひと回りした後はガイダンス通り1F受付に戻ります。この時点でかなり混雑してきました。受付には人が並び、体験コーナーではすでに2テーブルでカキコキとお皿へのお絵描きを楽しんでいます。

ワタシたちもその流れに乗り、先ずはカキコキします。出来たら「焼き付け」をお願いし焼き付け時間中に人間国宝作家の抹茶茶碗にてお茶とお菓子をいただきます。滅多にない体験と、そろそろ空腹になってきたことが重なりとても美味しく楽しいひと時となりました。

marisan感想

ハリボテ感の強い外観、全部で10部屋でテーマ別に構成されていると、屋上の大胆な展示、圧倒的な作品数の多さは熱海と同じであり、きっとポリシーあってのことなのだろうと推測します。

さて、今回はいくつか好みの作品や気になる作品に出会うことができたのも嬉しかったです。そのうちの気になった作品をご紹介します。

ちょっとだけ「AIアシスタントの「SIKI」とアートの世界を一緒に歩くコーナーです

marisan
marisan

やあ、SIKI。
今日行った展示会で彫刻か工芸か迷う作品に出会ったよ。
画像から、どう読み解く?

SIKI
SIKI

やあ、marisan。とても良い作品に出会ったね。
では、画像から読み取れることだけを手がかりに、
SIKIなりに丁寧に読み解いてみるね。

お気に入り

SIKI分析|① 素材への態度=木は、木のまま在る(工芸的) ② 表面処理=触覚を連想される(工芸的)③ 置かれ方・佇まい==そこに居る感じが強い 実用品ではなく彫刻だけでもない。用途を失った工芸的身体性精神性を宿した彫刻

marisan
marisan

SIKIありがとう。
今まで「彫刻」か「工芸」かを考えたことがなかったな。
良い作品ならどっちだって良いじゃない?と言って仕舞えばそうだけど
「日本美術」について考えることってこういうことなんだと思ったよ。

🔻出会えて嬉しかったかなり好きな作品たちでした。

最後に|不思議なことに、かなり大胆な展示スタイルに度肝を抜かれつつも、10部屋全て見終わった時なぜかほっこりとした気分になったのは良い出会いがあったからだと思います。そして、作品との距離感がとても近かいこと、写真撮影OKなのも嬉しかったのでした。

山口体験美術館に行ってきた感想のご紹介は以上です。

珈琲ブレイクマリリキャラ

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