首都圏の美術館、庭園散歩|旧岩崎家深川別邸・都立清澄庭園に行った感想

kiyosumi 建築・庭園
建築・庭園

清洲庭園の由来

三菱創業者・岩崎彌太郎は、「他に特別の趣味もないが、これが余の唯一の趣味である」(『岩崎彌太郎伝(下)』)と述べたほどの庭好きでした。その彌太郎が1878(明治11)年に六義園、茅町本邸とともに購入したのが清澄庭園です。現在の清澄庭園の面積は約3.7万平米ですが、購入当時は約10万平米(3万坪)の広さだったそうです。ここに彌太郎は全国から名石を運び入れ、庭造りを行ないました。

彌太郎没後、弟の彌之助はここに別邸として洋館と日本館を建てることにして建築に着手します。洋館は三菱とゆかりの深いジョサイア・コンドルが設計しました。これが、コンドルが最初に手がけた民間の邸宅建築だったといわれています。

さらに三代社長久彌の時代には、国賓として来日した英国陸軍元帥キッチナーをもてなすため、池畔に数寄屋造りの小亭「涼亭」も建設されました。そんな広大な深川別邸ですが、久彌は庭園を公共的施設として保存することを考え、1921(大正10)年に東南隅の約3,000坪を改造して「清澄遊園」として市民に公開しました。さらに残る庭園内部も公開に向け計画を進めていたさなかの1923(大正12)年、関東大震災が発生。洋館と日本館はいずれも焼失という事態となってしまいました。

みにきて!みつびし

2月の事になりますが、 旧岩崎家深川別邸・都立清澄庭園(都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」(E14・Z11)駅下車 徒歩3分)に行ってきました。入園は無料ではないのですが一般、150円と割安です。元々絵画鑑賞は好きでしたが近頃は建築物や庭園も鑑賞対象の視野に入ってきました。

室内の絵画鑑賞とは違い、庭園を楽しむ条件の一つ、当日の天候はとても大切です。雨にソボ濡れる景色も美しいものですが写真を撮りたい場合には装備に気を配る必要があるので、天気が良い方が気軽です。

清澄庭園に出かけた日は2月ながらも穏やかに晴れた散歩日和でした。40分程度で一回りできそうな庭ですが暖かな陽気に誘われゆっくり時間をかけて歩き回りました。

この庭園は三菱創業者の岩崎弥太郎が全国から名石を集めたとのことで素人目にも美しい石が池や建物とともにゆるりと配置されていて、肉眼での楽しみとともにファインダーを通すことで絵を切り出すことができる楽しみも味わえ、豊かな心持ちになったのでした。

清澄庭園の魅力の一つ庭石

清澄庭園の岩
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東京都公園協会の案内には季節ごとに楽しめる花のスケジュールがありますが、2月の花も楽しめました。

もちろん公園の風景は一々絵になります

施設内では食事も楽しめますが予約が必要だったため次回の楽しみとしました。

さて、現在はこのようなイベントも実施中で、清澄公園も撮影対象のようです。

【東京都公園協会『春のTOKYOInstagramフォトコンテスト2023』3月27日(月)~5月21日(日)】

撮影の腕を磨き参加するのも良いかもしれないなと思いました。

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