町田フォトサロン|夏休み講座「青い日光写真を作ろう」に参加しました。

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青写真(サイアノタイプ)とは

「日光写真(別名サイアノタイプ/青写真)」は写真の古典手法の一つです。イギリスの科学者で天文学者のジョン・ハーシェル卿が、1842年に発見した写真の技法です。日光写真は、自分で紙などに感光剤を塗りその上に直接、草花などのモチーフを乗せ、太陽に当てることで感光剤が変化しモチーフの形を青の濃淡で写しとるフォトグラムの技法、また原寸大のネガフィルムをインクジェットプリンターなどで作成して印画紙に密着して露光することで青い写真画像を得ることができる手法です。

▼今回作成した初めてのサイアノタイプ作品です

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町田フォトサロン|夏休み講座「青い日光写真を作ろう」参加作品

講師は横山純子氏 (造形家・デザイナー 元女子美術大学専任講師)

当ブログでも作家として紹介したことのある横山純子氏ですが、今回はサイアノタイプの体験教室を開催するとの情報をインスタグラムにて入手しました。過去、作品に出会った際にサイアノタイプに心惹かれていたため、この機会に是非体験してみたいと思い、勢い込んで申し込みました。開催場所の町田市フォトサロンはワタシの家からは少し距離があったし、ひょっとしたら夏休み講座と言うことで大人だけでは参加できないかもしれないと案じましたが、受講案内のハガキが届きホッとしました。

個展|..野を集めたフォトグラム&サイアノタイプ 横山純子展「野集 III」のご紹介
”..野を集めたフォトグラム&サイアノタイプ 横山純子展「野集 III」”は太陽光により草木を紙に撮影した古典技法のサイアノタイプという日光写真での個展です。会期は東京都新宿にあるギャラリーヨクトにて2023年3月21日〜4月1日(終了)

「展覧会ピックアップ」の記事より|植物は私たちの見えない所で、ネットワークを巡らせ、情報交換をしていると言われています。また養分の交換も行い、互いに助け合っているとも聞きます。廃墟になった建物をあっという間に植物が覆うさまを思うと、根を張ったところから動けない植物が、しなやかな生命力と知性をもって、そこを自分の居場所としていくことに肯けます。互いを生かし合い、合理的に生き延びるための植物たちの関わり合いを感じながら、撮影しました。本展のサイアノタイプは太陽光により撮影した古典技法の日光写真です。季節や天気によって異なりますが、露光時間は約5分から30分くらいになります。時間が過ぎていくと、また風が吹くことでも、影が動きます。視覚では記憶できなかった動きが、紙の上に画像がずれて残されていきます。 そのずれの心地良さや心地悪さは、人の価値観で違って見えることでしょう。太陽の陽のしたで露光をしてみると、絶え間なく動いている自然をあらためて感じます。photo & Culture, Tokyo

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横山純子氏作品
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町田市フォトサロン

▼町田市フォトサロンホームページより

町田市フォトサロン武蔵野の面影をとどめる、心やすらぐ景勝の地・薬師池公園にあり、展示の企画、写真愛好家の個展、グループ展での利用、撮影会、講座の開催などの活動を行っています。町田市フォトサロンで、写真展を開いてみませんか。初めての方でも、スタッフが作品展開催に向けてアドバイス、サポートを行います。お気軽にお問い合わせください。

町田市フォトサロン
町田市フォトサロン|オフィシャルサイト

町田市フォトサロンは町田駅からバスで15分ほど行った薬師池公園の中に位置しています。公園の規模は大きく、周辺の施設も含め、見どころが沢山あるようです。ワタシは今回講座に参加するため同行者(nobu)が周辺を撮影してくれました。

青写真(サイアノタイプ)体験

「小学生から参加できる青写真の講座です」と謳われている通り親子参加者が殆どの中、開始前には講師の横山先生に挨拶をし係の方に撮影の許可をとり一番後ろでそっと(?)参加させてもらいました。

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講座の様子

青写真(サイアノタイプ)手順

①水彩紙、刷毛、鉛筆が置いてあり室内の照明を落とした後感光剤が配られました。
②少なく見える感光剤ですが使い切ってちょうど良い分量です。
③縦横満遍なく刷毛で水彩紙に感光剤を塗ります。

④感光剤は乾くまで1時間程度必要との事、作成印画紙は持ち帰り用なので裏に名前をつけます。
⑤係の方に作成印画紙を預けます。
⑥作成印画紙を箱に入れ、光が届かない場所で乾燥させています。

⑦作成印画紙と同じサイズの白い紙の上にデザインをします。ワタシは植物のモチーフを選択しましたが講習室後方にはレースやビーズなど様々なモチーフも用意されていました。

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用意されたモチーフ


⑧レイアウトができた人から、予め用意してあったと言う、すぐ使える印画紙が配られます。
⑨先程レイアウトしたモチーフを印画紙の上に素早く移します。

⑩モチーフがズレないようアクリル板を乗せクリップ留めしたら太陽の下に持ち出し感光させます。下の動画は外で感光してゆく様子を撮影したものです。みるみる変化する様子に心奪われてしまいました。

⑪3〜4分の感光終了後、感光ができた用紙を水に入れ軽く揺すって定着させます。
⑫どんどん青くなる様子にワクワクします。

⑬促進剤のオキシドールです。
⑭3分程度水洗いをしたらさらに鮮やかな藍色にする促進剤としてオキシドールを少量入れた水溶液に感光済み印画紙を入れると見る見るうちに美しい藍色に変化しました。
⑮室内に持ち帰り新聞紙やペーパータオルに水分を移します。

ほぼ乾いたら前方で待つ先生に提出し講評会です。講評会で、横山先生は初めて作った作品の一つ一つの魅力を見つけコメントしてくださり楽しい気分のまま締め括ってくださいました。子どもたちに混じり始めは気恥ずかしかったものの、終わる頃には他の方との交流も楽しく過ごした講習会でした。

講評会の後は作品は会場に預けて帰ります。後日展示してから郵送してくださるとのこと。隅々まで行き届いています。

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講評会

もう少し色々試してみたいなと楽天やアマゾンなどで「サイアノタイプ インク セット」などと検索するとサイアノタイプ用の商品が出てきますがひとまずお土産にいただいた自分で作った印画紙に何を焼き付けようかと思案中です。

町田フォトサロンで夏休み講座「青い日光写真を作ろう」の体験記事は以上です。

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