美術大学在学中にとてもお世話になった先生の個展”..野を集めたフォトグラム&サイアノタイプ 横山純子展の4回目となる「野集 ⅳ」”が3月16日から始まりました。4回目となる今回も横山氏が自らお出迎えくださり、作品への思いや取り組み方などを語らい楽しい時を過ごしてきました。
ギャラリーヨクトへの散歩道
ギャラリーヨクトは地下鉄丸の内線四谷三丁目から徒歩5分ほどの駅近くにあります。賑やかな新宿通りの1本裏手、さらに1本奥へと入り込んだマンションの1Fです。ビルの内側にあり少し分かりにくい場所でワタシが初めて行ったときは迷ってしまいましたので、お出かけを予定されている方はよろしければ参考にしてみてください。




丸ノ内線四谷三丁目から二番出口への地下道は一旦階段を下ってもう一度登る不思議構造で、天井を走るパイプがカッコ良い!「ひょっとしたら地下が変形ロボットになっているのかも」と妄想を膨らませつつ地上へと向かいます。











地上に出ると消防博物館がいきなり目の前に現れます。漫画「め組の大吾」のファンであり歴史をにわか勉強中の身としては気になって仕方ないところです。いつかいづれと思いつつ通りを歩き出します。新宿通り沿い新宿方面へと3分ほど進むと、はんこ屋さんがあるのでそこを右折します。大通りと打って変わって静かな街並みを少し進み桜の看板横を左折します。まっすぐ進み下に駐輪場がある建物が目的地です。建物の中に入ったらずいッと奥へ進み左折し直ぐの部屋がギャラリーヨクトです。
..野を集めたフォトグラム&サイアノタイプ 「野集 ⅳ」について
野集 ⅳ

街を歩き、野を感じたその場所でフォトグラムによって写しとった植物のサイアノタイプを中心に展しています。本展のサイアノタイプは太陽光により撮影した古典技法で、日光写真ともいわれるものです。季節や天気によって異なりますが、露光時間は約5分から30分くらいです。植物をガラス板などで抑えずに、生えているその場で植物に印画紙を当てその影を撮影しています。フォトグラムは現実の世界と背中合わせにして影の形を移しとる行為ですが、よく見ていると、視覚では認識できなかった光の痕跡が多くのレイヤーのように紙の上に定着されていることに気付きます。条件が合うと、ある部分がどきりとするほどリアルに見えてくることもあります。世界は常に厚みがあり、常に動いていて、人には抑え難いと感じます。私たちが視覚で物事を捉えるということの曖昧さ、その危うさと面白さがみえてきます。デジタル全盛で視覚優先になりがちな現在、見えないことに思いを馳せると、世界には見えないことがつまっているとあらためて感じています。(上写真より転記)
▼ワタシのお気に入り作品

上の作品は横山氏が自らサイアノタイプのモチーフになり制作したとのことでした。『視覚では認識できなかった光の痕跡が多くのレイヤーのように紙の上に定着されていることに気付きます。』と説明があるように、肉眼では見えない光の痕跡が不思議なエネルギーを感じさせてくれ、観ているだけで元気が出るようです。
展示会ギャラリー
















横山純子氏profile

横山純子(よこやま・すみこ)
埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン卒業。放送大学教養学部人間と文化コース卒業。
・主な個展
1996年 「Sumiko Yokoyama photograph イメージの表皮」ギャラリー青山
2008年 「群葉:foliage from omotesando」ギャラリー同潤会
2020年 退職教員記念展「yokoyama sumiko」女子美ガレリアニケ
2021年 「野集」ギャラリーヨクト
2022年 「野集Ⅱ」ギャラリーヨクト
2023年 「野集Ⅲ」ギャラリーヨクト
ギャラリーヨクトaccess
2024年3月16日(土)~3月31日(日)
13:00~19:00|月・火曜日休み|入場無料
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10
ユニヴェールビル102
Tel 03-6380-1666
個展|..野を集めたフォトグラム&サイアノタイプ 横山純子展「野集 ⅳ」のご紹介は以上です。
\ご訪問ありがとうございます/



コメント