東海道川崎宿起立400年記念「重ね捺しスタンプラリー」に参加した感想

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重ね捺しスタンプラリーとは

地域活性に適しているというアナログイベントで、シャチハタによる(企画、制作、手配、運営サポートを提案)事業の一つです。今回参加したスタンプラリーもスタンプ設置箇所を南武線沿線数箇所に分けてあり、スタンプを探し回る事で初めて歩く街を楽しむことができました。

”重ね捺しスタンプ”はシャチハタのスタンプを複数に色分けして捺すことで版画のように仕上げるスタイルでした。

▼Shachihata Stamprallyのサイトより

イラストを色ごとに分けてスタンプ化したものを、1色ずつ順番に押すとカラフルな作品が完成します。観光スポットと乗りものや特産品などを組み合わせて街全体を回遊する仕組みとして 地域活性化の企画 におすすめです。

Shachihata Stamprally

シャチハタといえばスタンプ式の印鑑が有名ですが、重ね捺しスタンプは、その原理を使ってお手軽に版画を完成させるというユニークなシステムです。1色のハンコ型スタンプはよく目にしましたが重ね捺しスタイルに出会うのはワタシ的には初めてです。

多色刷りの木版画に見立てた発想とセンスに思わず脱帽です。スタンプの原型は版画ですから最先端の技術をそのままに発想を遡ったというところでしょうか。

今回のスタンプラリーを見つけたのは、川崎浮世絵ギャラリーにて開催中の”国芳×芳幾×芳年”後期展に足を運ぶ途中でしたが、東海道川崎宿=浮世絵=版画=重ね捺しスタンプという企画の流れにすっかりハマってしまいました。

企画に載せられている自分に「なんだか悔しい」というひねくれた気持ちがよぎったのは横に置き、浮世絵展を見た帰り道でスタンプラリーに参加することにしました。

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スタンプラリーポスター

東海道川崎宿400年

川崎宿起立400年プロジェクト色々とが行われているようです。東海道五十三次は1601年〜1624年に整備されたことから川崎宿が400年ということは、他の宿のほとんどは400年を既に超えていると思われます。

「五十三次」とは

東海道に設置された53箇所の宿駅のことです。慶長6(1601)年正月、幕府は東海道の駅制を定め、戦国期の宿駅を母体としつつ、改めて諸駅を設定しました。諸駅には伝馬朱印(しゅいん)と伝馬定書(さだめがき)を下して、各宿駅に伝馬36匹の常備を命じ、公的な交通機構を整備しました。53次の大多数はこのときに設置されたものと考えられます。その後、慶長7(1602)年に大津宿、同9(1604)年に戸塚宿、そして元和9(1623)年には川崎宿が追加されました。(川崎市ホームページより

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▼取り組みについてはこちら

https://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000149/149687/R050404_02.pdf

南武線で巡る、重ね捺しスタンプラリー

”南武線で巡る、重ね捺しスタンプラリー”は期間中、JR南武線の川崎駅、武蔵溝ノ口駅、登戸駅の3駅と川崎宿をモチーフにした施設2か所に設置したスタンプを1枚の台紙に重ねて捺すと、5色で表現した「東海道五十三次 川崎 六郷渡舟(作:歌川広重)」の絵が完成するイベントです。

台紙は開催JR3駅でもらえるのですが、施設では配布していないため必ず台紙をもらってからのスタートとなります。

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川崎駅にて1版目をスタンプ

川崎駅の中央南改札で台紙をもらってスタートします。北改札に回って1版目をスタンプ、ベースとなる主版を刷ったイメージです。

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1版目

2版目は京急川崎駅方面から旧東海道沿いにある東海道川崎宿交流館に設置されています。川崎にはよく行くのですが旧東海道をあえて訪れるのは初めてです。街並みはこじんまりとして街道沿いには街路灯のフラッグが掛けられ自動販売機には浮世絵を施してありイベントを盛り上げています。

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3版目は海外の宿泊客も多く訪れるというHotel &Kitchen EN MICHIに設置されています。

2版、3版をスタンプ

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2版は薄い朱色(肌色)、3版は朱色

本当は2版は薄い朱色(肌色)、3版は朱色でしたが2版目の写真撮影を忘れてしまったため2、3版をまとめてあります。版画は薄い色から重ねることが多いためラリー順番が設定されていると思われます。

武蔵溝ノ口駅で4版目の青色をスタンプ

4版目の青をスタンプすると、そろそろ仕上がりが見えてきました!少し版にズレができてしまい残念ですが、最初からやり直すのはかなりの気合が必要で今回はヨシとします。

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4版目

登戸駅で5版目をスタンプして完成です!

5版目は細かいディテールをグレーで表現しています。う〜ん!渋い。最後にグレー版を持ってきた辺りに、スタンプの版を制作した方のこだわりが見えるようです。左が擦り終わった表面、右は初めから印刷されている裏面です。

本来は完成品を飾るためのオリジナルフォトフレームをもらうことも出来るようですがワタシ的にはこれで満足したためツアー終了としました。

「重ね捺しスタンプラリー」に参加した感想

とても楽しかったです。過去、子育て時代にスタンプラリーについて行ったことはありましたが台紙にスタンプを並べ集めるスタイルは特にワクワクしなかったのですが、今回の重ね捺しスタンプは、版分けをしてたことで版画作品を作っているような気分が味わえ、次を期待して歩く道も楽しめました。

さて蛇足ですが、ラリーの途中道見知らぬ男性に声をかけられ警戒しましたが、東海道川崎宿交流会館でワタシたちを見かけたのだという彼は、スタンプラリーが終わったばかりなのだと唐突に「作品」を見せてくださいました。ただ、達成感を誰かと共有したかっただけだったようです。見知らぬ方に「自分達は始まったばかり、行ってきます!」と挨拶し次のスタンプ設置場所へ向かったのでした。

東海道川崎宿起立400年記念「重ね捺しスタンプラリー」に参加した感想は以上です。

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